神戸商工貿易センタービル

2023年の神戸モダン建築祭では、神戸商工貿易センタービルの最上階・海側の第7会議室が一般開放されました。竣工当時は西日本で最も高いビルだったことから、昔は有料の展望フロアになっていたそうです。現在は周囲に高いビルも建ったこともあり、展望フロアはなくなりました。

今となっては貴重な最上階(107m)からの風景を眺めてみましょう

東側。写真中央部は新港東埠頭、その向こうが摩耶埠頭。そして海上にあるビル群は六甲アイランド。左端には生田川の河口も見えています。

南側。いわゆる「南の島」ことポートアイランド。
写真中央には神戸大橋、その手前にはポートターミナル、Q2上屋があります

少し西へ向いてみると、そこには日本一短い国道・174号線が一望できます。
ここには新港貿易会館、旧神戸市立生糸検査所（と旧国立生糸検査所）、神戸税関が写っています。どこにあるかわかりますでしょうか。

それでは答え合わせです。

写真右上には建設中の神戸アリーナも見えます。

西側。実はポートタワーが写っているのですが、わかりますでしょうか?

ポートタワーにズームイン！
半世紀前、神戸の街で高い建物と言えば、ポートタワーと神戸商工貿易センタービルぐらいしかありませんでしたが、すっかり風景は変わってしまいました。