日本一短い国道・国道174号の南にあるモダン建築・新港貿易会館(旧新港相互館)。1930年竣工。
ゴシック風の旧国立生糸検査所(現KIITO新館・置塩章設計)が男性的とすれば、アールデコ風な新港貿易会館は女性的と言ってもいいほど対照的な外観です。
旧神戸市立生糸検査所(現KIITO旧館・清水栄二設計)とのツーショット。ちょっぴりアオリ加工をしているため、建物の大きさが、ほぼ同じように見えますが、実際はKIITOのほうが遙かに大きな建物です。
神戸のほとんどのモダン建築には「丸窓」が取り付けられています。船の窓をイメージしているのでしょうか。
新港貿易会館の丸窓は、ステンドグラスになっているのが特徴的。
夕暮れの新港貿易会館
このように個性的なビルの中がどうなっているのか、気になりませんか?
一般公開されていないうえに、玄関に「関係者以外立入禁止」の看板もあって、人びとの入館を拒んでいますが、ユニークな建物の中を見たいと思いませんか?