新港貿易会館はテナントビルのため、関係者以外は立入禁止。玄関前には「監視カメラ監視中」の威圧的な看板も出てくるほどです。
実は私、ときどき、仕事で訪れる機会があります。そんなある日、1階部分だけですが、写真を撮らせていただきました。
玄関上部のステンドグラス。新港貿易会館の特徴として、建物の内外でステンドグラスや幾何学模様の飾り格子を見ることができます。
この扉を開けてみましょう。広々としたエントランスがあります。
そして受付。窓口上部の幾何学的な飾り格子の中に、〒マークを見つけることができます。テナント向けに切手を売っていたりするのかな。
この重厚な階段と壁の時代の付き具合がいいです。階段の裏側にも枠の装飾があります。竣工当時は時代の最先端のビルだったのでしょう。
もしここが観光施設だったら壁は綺麗に塗装され、丸窓に脚立を置かれることもなかったでしょう。これがいいのです。
廊下の奥の部屋の扉の上もステンドグラスになっています。
ドラマのセットのようにも見えますが、今も事務所として活用されています。