八角形の建物(移情閣)が特徴的な孫文記念館。
実は孫文記念館は移情閣と隣接する洋館・松海別荘の2つの建物で構成されています。
手前のドーナツ型のオブジェは、明石海峡大橋架橋5周年記念として建てられた「夢レンズ」。
2つといいつつ、よく見ると3つの建物がありますが、写真左側の建物は記念館の資料室として増築された建物です。
松海別荘。
華僑の資産家・呉錦堂の別荘として明治時代の後期に建てられたと伝えられています。
意外に傾斜があるところに建てられてるんですね。
移情閣。
1915年竣工。中国式の八角形の楼閣が特徴的。しかも日本最古のコンクリートブロック造建造物で国の重要文化財に指定されています。
建物は八角形ではありますが、古くからこの地域では「舞子の六角堂」と呼ばれていたようです。
移情閣の入口に建つ孫文像。
孫文は1913年にこの地を訪れていますが、このとき、まだ移情閣はありませんでした。