作業用通路は階層で言うと17階になるようです。舞子海上プロムナードでは8階から来たような気がしたのですが、気にしないでおきましょう😓
ちなみに目指す主塔のてっぺんは98階になるそう。
遠目から明石海峡大橋を見るとわかるのですが、主塔は橋の内側へ微妙に傾いています。そのため、このエレベーターも微妙に傾斜しているのですが、ゴンドラ自体は普通のエレベーターです。上がるときには途中でポイント切替のような「ガタン」という音がします(下りでは、なぜか音はしません)。
ここが兵庫県、神戸市の建築物で一番高い場所。吊り橋の主塔では世界一の高さです。
では、主塔頂上からの絶景をお楽しみください。
向こうは本州・神戸市です。この場所も神戸市なんですけどね。
向こうは淡路島です。
主塔の頂上から陸側へ貼られている太いロープ。実はこれ、錆びたからといって、取り替えも修理もできません。1mmでも取り替えようものなら、橋は一瞬にして崩落してしまうからです。
海風によるサビを防止するため、このロープの中には乾燥した空気が送り込まれています。その機械は主塔の下に設置されています。
そして下です。
主塔頂上の滞在時間は約20分。上では集合写真の撮影もあります。この写真は見学会終了時に認定証といっしょに全員に配られます。
帰りは当然、歩いて本州へ戻ります。明石海峡大橋ブリッジワールドの参加要件には高所恐怖症でないことと、自力で2km以上歩けることが含まれています。
帰りは、ちょっぴり寄り道します。送水管側の細い通路です。
…って、この階段、何?
さて、見学会が終わると、橋の科学館の会議室でストラップなどの返却、アンケートの記載をしたあと、主塔の頂上で撮った集合写真と、頂上に登った認定証、そして希望者にはなぜか、記念スタンプが押されたヘルメットの中敷きがもらえます。
ちなみに当日限りですが、認定証を見せると橋の科学館や舞子海上プロムナードが入場料無料で何度も出入りできます。
「私も行ってみたい!」と思った方は、公式サイトからお申し込みを。予約の際は、参加要件もよくお読みになってお申し込みください。
※公式サイト:明石海峡大橋ブリッジワールド
※参考サイト:主塔〜明石海峡大橋(本四公団作成の動画)