公開 : 2022/11/13
人知れず取り壊される舞子ホテル(1919年頃竣工)
2022年3月、名門ホテルとして知られる「舞子ホテル」が長谷工コーポレーションに売却されました。売却先からして、遅かれ早かれマンションになるのは予想できましたが、9月頃から解体工事が始まったとの情報がTwitterで話題になりました。
舞子ホテルは大正時代、岐阜県出身の資産家・日下部久太郎の別荘兼日下部汽船迎賓館として建てられた白煉瓦造りの洋館。1942年には増築してホテルに転用された歴史があります。
そのホテルも2019年12月に経営難を理由に休館。そして2022年3月、所有者の山陽電鉄から突然の売却が発表されました。
舞子ホテルは2022年11月までに完全に取り壊され、跡地には10階建て356戸が入居するマンションが建つとのこと。
あの名建築はもう見ることはできません。一度、中にも入りたかったなぁ…
取り壊される舞子ホテルからの帰り道から見た明石海峡大橋。