2023年の神戸モダン建築祭では、閉館時間を利用して内部が公開されました。
図書室の入口では安藤忠雄氏のシンボルとも言える青リンゴがお出迎え。
HAT神戸の兵庫県立美術館(安藤忠雄設計)の海側にも巨大な青リンゴのオブジェがありますが、これらは「目指すは甘く実った赤リンゴではない。未熟で酸っぱくとも明日への希望へ満ち溢れた青りんごの精神」を具現化しているのだそう。
広い空間に天井まで設置された本棚。子どもに限らず大人も見入ってしまう空間です。
天井まで届く本棚。しかし上の本が読みたいときはどうするんでしょうね。
子ども専用の図書館ということで子どもの本しかないと思いきや、一番奥の本棚には、大人でも小難しく思えるデザインや設計の専門書も開架されていました。
もしかすると、子どもがこれらの本を手にとり、その本の写真や絵に影響され、次代の安藤忠雄が、ここから生まれるかもしれません。
こうべ花時計を真後ろから。なんだか古墳跡のようです。
安藤建築と特色でもある打ちっ放しの休憩室。天井にはこんな穴が開いていました。
赤ちゃん本コーナー。
階段が引き出しになっており、引き出しの中にも本が入っています。赤ちゃんが遊びながら本と戯れられる空間になっています。
玄関付近。扉の上にも本棚があります。
神戸っ子のあいだでは「れんらくちょうの碑」として知られる「愛・仔馬の像」(柳原義達・作 1966年)。
※公式サイト:こども本の森 神戸