公開 : 2020/10/11
HAT神戸の遊歩道の脇にある荒れ放題の線路。これは神戸臨港線の跡です。
神戸臨港線は、1907年、現在のJR摩耶駅付近にあった貨物駅の灘駅(現在の灘駅ではない)から神戸港の小野浜駅を結ぶ貨物専用路線として開業しました。
1922年に神戸港に4本の突堤かできると、神戸臨港線は各突堤へ分岐。小野浜駅は神戸港駅と名前を変え、海運と陸運を結ぶ大動脈となりました。
戦後、陸の物流はトラック輸送が占めるようになり、2003年に廃線となりました。
HAT神戸の廃線跡からおよそ1km西にある旧神戸港駅の終点跡。
駅の跡は現在は神戸震災復興記念公園(みなとのもり公園)となっています。