公開 : 2019/7/27 , 写真追加 : 2023/8/5
山側の阪急春日野道駅と海側の阪神春日野道駅の間にある春日野道商店街。
昔と比べると人通りは減ったものの「寂れている」という感じがしないのは私だけでしょうか。
夜はこんな感じです。
戦前は東神戸を代表する商店街で「西の新開地」と呼ばれるほど賑わったと言われています。
戦後間もなくは近隣に神戸製鋼所、川崎製鉄、住友ゴムといった大きな工場ができ、工員たちの商店街として発展していきました。今では人の流れはHAT神戸に流れ、商店街の人通りはすっかり少なくなりましたが、ガイドブックにも載らないような美味しい食べ物屋さんも点在しており、観光地化されていない神戸がここにあるような気がします。
春日野道三番街。商店街のほぼ真ん中ですが、春日野道商店街の中で、この3番街だけ商店会が違うんです。そのため、商店街の看板もデザインが異なります。(1枚目の写真をよーく見てください)
その理由は、昔、商店街の道路の舗装を巡って分裂した名残だそう。でも、今では2つの商店会は友好的な関係とのこと。
毎月第3土曜日には「かすがの市」というイベントが開かれ、各店が趣向を凝らした露店で掘り出し物やグルメが楽しめます。
2020年9月撮影。レトロな喫茶店の看板。
「喫茶パンの神戸屋」とありますが、商店街の看板2階は雀荘のようです。
パンメーカーの神戸屋と何か関係があるのでしょうか?そもそも開いてるのかな?
海側のゲート。
山側のゲート(このページの1枚目の写真)と微妙に違うのが、間違い探しっぽくて楽しめますね。
※公式サイト:春日野道商店街