公開 : 2021/6/13
春日野道商店街から大安亭市場を貫き、新生田川の手前までアーケードがない商店街があるのをご存じでしょうか。その名は葺合センター街。長さはおよそ650mもあります。日本最初のセンター街である三宮センター街とほぼ同じ長さです。
昔は「葺合センター街」と書かれたアーチ状のゲートがあったような気がするのですが、今はありませんね。
センター街とはいうものの、アーケードがないため、晴れた日は陽射しが買い物客を直撃します。ふと見上げると太陽に暈(日暈)がかかっていました。
“いのしし印”のお米というのが、神戸らしいですね。
春日野道商店街寄りには飲食店、大安亭市場に近づくと米穀店や洋品店、豆腐やあげの加工場などが軒を連ねます。
この辺りは阪神・淡路大震災後、新しい建物が建ち並ぶようになりましたが、ところどころて時が止まったかのように、レトロな建物を見つけることもできます。
夜の葺合センター街。向こうに見える高層ビルは、ここから600m先にあるタワーマンション・シティタワー神戸三宮。高さは176m
大安亭市場を通り過ぎ、西を臨みます。
ここも葺合センター街かと思っていたら、商店街の看板を見ると「葺合センター商店街・五交会」となっているではないですか。どうやら大安亭市場から西は葺合センター商店街と名前が変わるようです。