今では東灘区を代表する洋館といっても過言ではない旧乾邸(1936年竣工・渡辺節設計)。
いつかは中を見てみたい洋館の一つですが、半年に1回、内部公開があって、それも往復葉書で申込み、抽選という手続きを踏むことから、なかなかそのチャンスに巡りあえません。
今回は外から不審者のごとく見て回りました。でも最近はドラマや映画のロケ地にもなっているので、知らず知らずのうちに邸宅内を見ているかも知れません。
もともとは乾汽船の創設者・乾新治の自宅として建てられ、写真に写っている洋館のほか、土蔵、庭園が当時のまま保存されているそう。
1993年には。当時の乾家当主の死去に伴い相続税として物納され、財務省の所有を経て、神戸市が管理しています。2004年に門や塀も含めて神戸市指定有形文化財に指定されました。
広い敷地をぐるりと取り囲むのが、この素焼きのタイル塀。この辺りは急な坂道になっているので、坂道にあわせて階段状になっているのが特徴的。
旧乾邸の裏側。突き当たりに見える神社は若宮八幡宮神社です。
若宮八幡宮神社の門前から見た旧乾邸。角には土蔵があります。
さて、この旧乾邸の中へ入ってみたいと思いませんか?
では、私と一緒に探検してみましょう!