赤絨毯の敷かれた階段。この階段を上がって2階へ。
2階廊下からは、吹き抜けのゲストルームを見下ろすことができます。
まるで映画のワンシーンに出てきそうなアングルです。事実、旧乾邸は映画やドラマのロケ地としても使われています。
主人寝室。
寝室とはいうものの、応接室っぽいですね。出窓は南向きで大阪湾を望むことができます。目覚めがよさそうな部屋です。
寝室には、のぞき窓があります。のぞき窓を覗いてみると、ゲストルームを見下ろすことができます。
ゲストルームで宴が開かれているときに、ここでこっそり休憩をとっていたのかな。
夫人寝室
夫婦でそれぞれ寝室があるなんて、さすが大金持ち。ちなみに主人寝室との間には浴室とトイレが配置されています。もちろん廊下で行き来もできます。
そういえば1階にも夫人室がありました。1階と2階にそれぞれ奥様の部屋があるなんて贅沢です!
2階の廊下。廊下にも赤絨毯が敷かれています。
ちなみに2階には納戸も含めて6部屋。そのうち衣装部屋も含めて3部屋が和室になっています。
衣装部屋。和室8畳です。
隣には女中さんの部屋があるのですが、広さは、この衣装部屋と同じです。
2階から3階への階段。旧乾邸は外から見ると2階建てのように見えますが、実は3階建てです。
でも、1階から2階の階段と比べると、極端に短い階段です。また、踊り場の下には主人寝室ののぞき窓があります。
3階に上がってきました。位置的には吹き抜けのゲストルームの真上になります。
3階にはサンルームがあり、バルコニー越しに、いや着物を着た女性越しに海側を望みました。竣工当時はタワマンも、その向こうの橋もなかったと思いますが、いい見晴らしです。
ただこの部屋はリノベーションされていて、レトロ感はあまりなく、また説明会の会場にもなったため、室内の写真は撮れませんでした。
「いつか見たかい洋館」だった旧乾邸。隅から隅まで、堪能させて頂きました。