公開 : 2022/4/10 , 写真追加 : 2024/4/7
菜の花と新湊川商店街のゲート。インスタ映えしますねぇ!
新湊川商店街は、この写真を見てもわかる通り、神戸の台所・東山商店街から新湊川を渡ったところにあります。東山商店街を含めて、この辺りの多くの市場・商店街は「神戸新鮮市場」という商店街群をなしていますが、新湊川商店街は「神戸新鮮市場」には参加していません。
神戸新鮮市場には湊川商店街がありますが、ここは「新」湊川商店街を名乗っています。何が「新」なのか…う、うーむ。
「新」どころか、ものすごくレトロな雰囲気の牛乳屋さんMINATOGAWA MILKを見つけました。
看板が英語でシブいですが、2階が廃墟化しているのも気になります。
また廃墟化進行中のお店が見つかりました。
しかし、この店の名前はなんなのでしょう?
テントには「Coffee Shop CoCo ココ」、そして「SNACK A エース」が上書き。ドアには「逆二光」に「休み」の板が横倒し。さらに、右下のエアコン室外機前に「六甲山カレーピカソ」…
店の名前どころか、何屋さんかも不明です。
さらに怪しげな空間が…近づいて見ましょう。
段ボールに書かれた「ご自由に持ち帰って!」の文字。その言い回しには緊急性も感じられます。湯飲みや丼鉢はいいとしても、1つ前の写真に写っている怪しい看板らしきものも持ち帰っていいのでしょうか(いらんけど)。
棚の上に置かれたたくさんの黄色い箱は「えあわせカード」と書かれていました。どこかの店の売れ残りかな。
鉄骨電柱!
“お散歩マイスター”が泣いて喜ぶレトロアイテムです。まだあるんですねぇ。私が訪れた2022年3月現在、新湊川商店街にある電柱の1/3ぐらいは鉄骨電柱でした。
街で鉄骨電柱を見つけたら、こんな写真を撮りたくなりますよね。
ところで、鉄骨電柱について意外にInstagramにはほとんど写真は上がってないんですねぇ。twitterでエゴサーチすると多くの情報が出てくるのですが、その多くが神戸での目撃例でした。なぜ神戸に多く鉄骨電柱が残されているのでしょうか。今後の研究に期待ですね(研究している人がいるのかどうかはわかりませんが)。
新湊川商店街で最も繁盛していると思われるのがこの銭湯「芦原温泉」。
名前は「あわらおんせん(福井県の温泉地)」ではなく「あしはらおんせん」と読みます。スーパー銭湯で一般的な銭湯の料金で岩盤浴などもあり、軽食やビールなども提供しているそうです。
[2024年3月撮影] またまたやってきました。
商店街には桜の木もありました。花があふれる廃商店街も絵になりますね。
山側のゲートに来ました。新湊川商店街はここで終わりですが、Y字路に怪しげな廃墟が…あの廃墟に近づいてみましょう!