「湊川」と言えば楠木正成と湊川隧道ですよね!
今日は日本最古の河川トンネル・湊川隧道にやってきました!
下の大きなトンネルは暗渠となる新湊川(新湊川トンネル)。トンネルの前に映り込んでいる白い点々は雨粒です。
天気は悪いのですが、やっと一般公開の日にスケジュールを合わせることができました。隧道の中に入ってしまえば雨なんて関係ありません!
湊川隧道の入口「呑口」の脇にある要石(かなめいし)。隧道=トンネルのアーチ部分の頂上に取り付けられていた石で、重さは1.7tもあるそう。
昭和初期の神戸電鉄開通により湊川隧道は上流に延伸し、もともとの入口は埋められましたが、1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに作られた「新湊川トンネル」建設時に発掘され、ここに保存されています。
湊川隧道呑口。昭和初期当初の呑口を復元しています。
湊川隧道の銘。
実は昭和初期以降、湊川隧道は「会下山トンネル」と呼ばれていました。1995年の阪神・淡路大震災被災による復旧作業で1928年に埋められた明治時代の呑口が発掘され、そこに「湊川隧道」の銘が付けられていたことから、震災以後、その名前が現在に引き継がれています。
呑口入って左手の壁に貼られていた「日本赤煉瓦土木番付」。湊川隧道は西の小結。よく見ると、関脇に旧神戸居留地煉瓦下水道が入っていました。
その横には「ブラタモリ」などテレビで紹介されたときの写真が展示されてました。
それでは、湊川隧道の中へ入りましょう!
※公式サイト:湊川隧道公式WEBサイト