公開 : 2023/2/26
有馬温泉で温泉三昧にちょっぴり飽きたら切手文化博物館はいかがでしょう。
まず、この建物は岩手県盛岡市にあった馬事文化資料館「稱徳館」の建物を移築したもの。もともとは江戸時代の商家の土蔵を利用した資料館だったそうです。
玄関に付けられたマークは郵便制度が始まった明治初期の郵便局のマーク。
…ということで、開館時間が終わってしまったので、門は閉ざされてまいましたが、過去に行ったことがある友人の話によると、日本最初の切手(1871年発行)から、日本で発行された切手のほとんどが展示。また世界最初の切手(イギリスで1840年発行。「ペニーブラック」と呼ばれている)などの海外の貴重な切手や、明治時代の郵便局で使われていた道具類も見ることができるそうです。
当然、ここにも丸い郵便ポスト。ここに限らず、有馬温泉にある郵便ポストはこの丸形ポストですね。
友人から写真をお借りしました(借りてるというのか!?)。
博物館の入口には赤色だけでなく青色の速達用の郵便ポストも出迎えています。
ちなみに写真ではわかりにくいのですが、漆喰の壁の黒いタイルには日本最初の切手「竜切手」が掘られているそうです。(2017年撮影)
博物館の門前には上部だけの鳥居がありました。由来が不明ですが、この地に神社があったような記録は見当たりませんでした。