2階へ上がってきました。まず見てもらいたいのは階段の手すりの角。木彫の花は梅か桜をイメージしているのでしょうか。
それでは2階の各部屋をご案内します。各部屋のアンティーク家具や雑貨の数々は、好きな人にとってはたまらないかも。
居間
化粧室。化粧専用の部屋があるなんて!
さて、この部屋は何だと思います? 実はこの部屋は…
寝室でした!
広すぎて眠れないかも😓
子供部屋
そして浴室です。
ベランダに出てきました。外側の窓枠は現代の建築には見られない模様です。
窓からの向こうは三宮方向が見えます。このビルが建った明治時代後期は海が見えていたはずです。
ベランダを西向きに撮影。窓から夕焼けが見えます。
神戸にある異人館の多くは海側(南側)にベランダを設けていますが、日当たりの良さは当然ながら、神戸港に入ってくる船をチェックするためとも考えられています。
萌黄の館の主人は領事でしたが、多くの異人館の主は外国人貿易商の家として建てられ、船の出入りから経済の動向をチェックしていたとか。
ベランダを東向きに撮影。窓の向こうは風見鶏の館が見えます。
ベランダから2階の廊下。そろそろ、おいとましましょうか。