神戸モダン建築祭では、一般公開されていない中華民國留日神戸華僑總會(旧ゲンセン邸)の内部が公開されました。
部屋に入るとやたら派手な人形が出迎えてくれました。お菓子などの供え物もあるので神聖な人形なのでしょうか。
出窓の席。昼間はここでお茶でもしたいですね。
景色のよい角部屋。中華民國留日神戸華僑總會では、これまで一般公開しなかったことから、内装はほとんど手を加えずに利用してきました。このため北野町の異人館では珍しく竣工当時の様子を数多く残す異人館と言われています。
客間
2階の廊下。いい感じで時代が入った板張りの壁。そして上の写真の左側のガラス。窓からの景色が波を打っているように見えますが、ここも鑑賞ポイントで、竣工当時、もしくはかなり古い時代の窓ガラスが使われていることを示しています。現代の板ガラスでは、このように景色は見えません。
2階の会議室。正面には中華民国の創始者・孫文の肖像画、両脇には中華民国(現・台湾)の国旗が掲げられています。
会議室の隣の部屋
細かい装飾が施された暖炉
日当たりのよさそうな階段の踊り場