とも姐の神戸散歩

旧ゲンセン邸

〜内部編・2024年〜

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公開 : 2025/1/12

旧ゲンセン邸 中華民國留日神戸華僑總會

中華民國留日神戸華僑總會(旧ゲンセン邸・1909年竣工)は前回神戸モダン建築祭でも訪れましたが、今回(2024年)もついつい訪れてしまいました。

前回も今回も、この謎の人形に出迎えられました。台湾に詳しい方に教えてもらったところ、この人形は「雷音三太子」という台湾の神様で、お祭りでは「雷音三太子」に仮装した人たちがポップな音楽で街を練り歩くほどの人気者なのだそう。

旧ゲンセン邸 中華民國留日神戸華僑總會

1階応接室に飾られたお花。

旧ゲンセン邸 中華民國留日神戸華僑總會

廊下から階段を臨む。

旧ゲンセン邸 中華民國留日神戸華僑總會

この異人館はイギリス人建築家・ハンセルの設計と「推定」されていますが、その決め手となっているのがこの階段の親柱。この形状がハンセル設計の同志社大学ハリス理化学館の親柱とそっくりなのだそう。ほかにもベランダや屋根にもハンセルの特徴があることから、ハンセル設計とみられています。

旧ゲンセン邸 中華民國留日神戸華僑總會

木目にも年季を感じる階段。

旧ゲンセン邸 中華民國留日神戸華僑總會

バルコニー。こういうところでティータイムを過ごしてみたいですね。

旧ゲンセン邸 中華民國留日神戸華僑總會

次回のモダン建築祭でも公開されたら、お邪魔するかも。

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