中華民國留日神戸華僑總會(旧ゲンセン邸・1909年竣工)は前回の神戸モダン建築祭でも訪れましたが、今回(2024年)もついつい訪れてしまいました。
前回も今回も、この謎の人形に出迎えられました。台湾に詳しい方に教えてもらったところ、この人形は「雷音三太子」という台湾の神様で、お祭りでは「雷音三太子」に仮装した人たちがポップな音楽で街を練り歩くほどの人気者なのだそう。
1階応接室に飾られたお花。
廊下から階段を臨む。
この異人館はイギリス人建築家・ハンセルの設計と「推定」されていますが、その決め手となっているのがこの階段の親柱。この形状がハンセル設計の同志社大学ハリス理化学館の親柱とそっくりなのだそう。ほかにもベランダや屋根にもハンセルの特徴があることから、ハンセル設計とみられています。
木目にも年季を感じる階段。
バルコニー。こういうところでティータイムを過ごしてみたいですね。
次回のモダン建築祭でも公開されたら、お邪魔するかも。