とも姐の神戸散歩

湊川神社

公開 : 2020/6/28

湊川神社

神戸を代表する神社のひとつ。神戸っ子は「楠公さん」と呼ぶ湊川神社。南北朝時代の湊川の戦い(1336年)で命を絶った武将・楠木正成くすのきまさしげを祀る神社です。

湊川神社

しかし神社としての歴史は浅く、明治時代に創建。楠木正成が天皇に忠義を尽くした武将だったことから、明治政府が天皇崇拝のプロパガンダとして創建した経緯があります。1945年の神戸空襲で壊滅的被害を受け、戦後は、その経緯から再建も危ぶまれたそうです。

湊川神社

初詣で混雑する湊川神社。本殿まで1時間以上の行列ができることも。

湊川神社

表門に入る前に、右手に小さな門があります。この場所こそ湊川神社が湊川神社である所以の聖地と言ってもいい「史跡・楠木正成墓碑」です。

湊川神社

江戸時代、楠木正成を尊敬していた徳川光圀(水戸黄門)が、楠木正成の墓として建てた碑。幕末には坂本龍馬、西郷隆盛、伊藤博文らが、明治以降では明治天皇、天皇になる前の昭和天皇も参拝したそうです。

湊川神社

墓碑の前には、墓碑を建立した徳川光圀の像が建てられています。1955年、地元の有志により建てられました。

ちなみに光圀自身はこの地を訪れたことはありませんが、「水戸黄門」の助さんこと佐々介三郎宗淳が光圀の命を受けて、この地を訪れ、楠木正成墓碑の建立に関わったそうです。

湊川神社

墓碑の手水場。身を清めるための手水場も新型コロナウイルスの影響で使えないなんて…。

湊川神社

では本殿を目指して、改めて表門から参拝です。門をくぐって左側すぐのところに日本最古のオリーブの木が「鎮座」されてます。

明治初期、日本の輸出拡大の一環としてオリーブ栽培が政府により推奨されましたが、現在の北野町にあった内務省の植物園が閉園の際に神社境内に移植されたものとのこと。こう見えて樹齢百数十年の樹です。

その奥には宝物殿がありますが、私が訪れた日は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため休館していました。

楠本稲荷神社

境内にある楠本くすもと稲荷神社。

江戸時代以前からこの地にあったと伝えられる神社。つまり、歴史は湊川神社より古いです。

湊川神社

鳥居と本殿へ向かう参道。

湊川神社

境内にある石灯籠の全てに楠木正成の「菊水」の紋が入っています。

湊川神社

本殿に到着です。私が訪れた6月は、毎年、神事があり、茅の輪が設置されていました。

湊川神社 湊川神社

茅の輪神事は、茅の輪をくぐって本殿を参拝することにより無病息災を祈り、悪疫退散を願うものですが、2020年は「新型コロナウイルス感染症終息祈願」に特化されていました。

※公式サイト:湊川神社

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