公開 : 2019/5/19
戦後初めて公選の神戸市長に選ばれた小寺謙吉が相楽園の一角に建てた厩舎。1910年竣工で現在は国指定重要文化財となっています。
そもそも相楽園は小寺の父で実業家だった小寺泰次郎の私邸。そこに息子が建てた馬小屋がこの建物です。
しかし、馬小屋というには贅沢な煉瓦造り。それもそのはずで、この建物の設計は、神戸地裁や海岸ビルヂングを手がけた河合浩蔵によるものなのです。
現在、内部はギャラリーとして使われています。
小寺謙吉が使用していた馬車も展示されています。
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