1911年に完成。第二次世界大戦では空襲で屋上や内装が被弾するものの、現在も建築当時の雰囲気を残しているのが「海岸ビルヂング」。
当時と違うとすれば、雑貨屋、カフェ、ブティックなどが入居している点でしょうか。
夜になるとライトアップされます。
このビルの国道に面した側はガイドブックなどにも取り上げられていますが、実は裏の顔もあり、表側とは違った趣があります。海岸通と乙仲通の間にある細い路地を抜けると煉瓦造りの隠れ家のようなビルが見えてきます。これが海岸ビルヂングの裏の顔です。
実は、この海岸ビルヂング。神戸を代表する煉瓦造りの建物・神戸地方裁判所を設計した河合浩蔵が手がけました。ここに、設計者・河合の面影を見ることができます。
2021年1月撮影
海岸通を歩いていたら、海岸ビルヂングに工事用の足場が設置されました。何の工事が始まるのでしょうか。
ほぼ同じくして、ビルを所有する株式会社海岸ビルヂングの公式サイトもアクセスができなくなりました。
※公式サイト:株式会社海岸ビルヂング(2020年2月28日現在アクセス不可)