上の2枚の写真、一見、同じ部屋のように見えますが、実は違います。
上は第1会議室、下が第2会議室です。もともと県庁として使われていただけにこんなに広い会議室が2部屋もあります。
ここは第2会議室です。
3階の廊下。白壁にツリガネソウの照明が基調な明るい廊下となっています。
皇族や海外の要人の方々などをお迎えする貴賓室。今も使われていますが、一般公開の日は、私のような下々の者も部屋の中に自由に出入りできます。
兵庫県公館は洋館であるにも関わらず、貴賓室の天井は和風に設計されているそうです。
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こちらは知事室として使われていた部屋です。
3階中央には中庭があり、中庭を中心に各部屋が配置されています。庭の中心には噴水があり、周囲には「あわじ」「せっつ」「はりま」「たじま」「たんば」のプレートが貼られています。これは兵庫県を構成する旧国名です。
ちなみに兵庫県の西の端・赤穂市の一部には旧備前国を編入した地域があるので兵庫県は厳密には6国で構成されています。
中庭からは現在の県庁も臨むことができます。
では、階段で2階へ下りましょう。
※公式サイト:兵庫県公館