1階の食堂。北野の異人館と比べると地味な感じがします。
ちなみに旧ハッサム住宅は普段、内部公開はやっておらず、相楽園でツツジと菊が見頃の時期に内部が公開されています。内部公開の日程については相楽園のサイトで確認をしてください。
食堂の隣の小部屋は配膳室。
1995年の阪神・淡路大震災では屋上の煙突が天井を突き破って、ここに落下してきました。配膳室自体はその後、修復されましたが、落下した煙突は前庭にそのまま展示されています。
地震発生時、もし、ここに人がいたら…と考えるとぞっとします。
居間
暖炉を囲むように配置されたソファ。冬は暖かったに違いありません。
旧ハッサム住宅の正面玄関を入り、まっすぐ行くと突き当たりがトイレになっています。
便器は現代のものと思われますが、上部のタンクに年代を感じます。また畳2畳ぐらいの広々としたトイレです。
※公式サイト;重要文化財 旧ハッサム住宅 (神戸市)