実は旧ハッサム住宅の2階には4つの部屋と風呂があり、1つは子供部屋、残る3つは寝室だったそうです。今では寝室のベッドはなく、イスとテーブルが置かれています。
窓枠とカーテンが乙女チックなのが2階の特徴と言えるでしょうか。
お風呂場。風呂まで見られる異人館はそうそうありません。
給湯器がシブい。そして照明は控えめです。
2階のベランダの天板。現在は2代目の天板が飾られ、前庭から見ることができます。
旧ハッサム住宅は開放的なベランダが特徴ですが、現在は外へ出ることができません。窓からその様子を堪能してください。
窓から見えるガス灯は、1874年ごろに旧居留地にあったものを移設。今では電灯に改造されていますが、現存する日本最古級のガス灯と言われています。
隣の旧小寺家厩舎。旧ハッサム住宅はもともと北野町にあったので、見えるはずがなかった風景です。
旧ハッサム住宅の探検はこれにて終わり。これからどこへ行きましょうか。
※公式サイト;重要文化財 旧ハッサム住宅 (神戸市)