とも姐の神戸散歩

旧ジェームス邸

公開 : 2022/11/5

旧ジェームス邸

塩屋駅から滝の茶屋駅との間の山側一帯はジェームス山と呼ばれています。そのジェームス山の南側に佇む邸宅が旧ジェームス邸(1934年竣工・早良俊夫設計)です。

旧ジェームス邸

ジェームス邸はイギリス人貿易商・ジェームスの邸宅。ジェームスは1930年代に塩屋地域の山地を宅地開発したことでも知られ、その地域が今も「ジェームス山」と呼ばれています。

旧ジェームス邸

現在は結婚式場、フレンチレストランとして活用されていますが、外からでも瓦屋根の円筒状の塔が目立ちます。

昭和初期に流行ったスパニッシュスタイルの建築様式であることがうかがえます。赤い瓦、肌色っぽい壁は同時代に建てられた旧乾邸(1936年・渡辺節設計)にも見られます。

旧ジェームス邸

一般公開されていないのが残念ですが、海側には広大な庭園があって、そこからは水平線を見渡すことができるそう。

塩屋町

ジェームス邸からの帰り道。道の向こうに水平線が見えました。

※公式サイト:レストランサイト ジェームス邸 , 結婚式場ジェームス邸

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