とも姐の神戸散歩

神戸港の灯台

公開 : 2021/1/24

神戸第1防波堤東灯台 和田防白灯台

ポートアイランド南岸の遊歩道を歩いていると、灯台が見える絶景ポイントを見つけました。

「神戸港」と書かれた、この灯台こそ、世界に名を馳せる国際貿易港・神戸港の玄関・神戸第1防波堤東灯台 (1931年竣工・塔高19m)です。

堂々とした「神戸港」の文字。海外の船員が最初に覚える日本語は「神戸港」ではないかと思わせる迫力がありますが、日本の灯台で港の名前が書かれた灯台はここだけなんです。

そもそも灯台に文字を書いたり旗を掲げるのは、船の航行に支障を来すことから法律違反なのだそう。では、なぜ、この灯台だけ港の名前が書かれているのでしょうか。

神戸第1防波堤東灯台 和田防白灯台

神戸港は1964年から2年続きで台風による高潮被害を受けたことから、長浜洸ながはま あきらさんという女性書道家が港の安全を祈願して、力強い「神戸港」の文字を書いた作品を当時の神戸市長に寄贈したのが、そのきっかけでした。

もともと、この「神戸港」の文字は灯台に掲げる予定はなかったのですが、1967年の神戸港開港100周年の記念に、灯台を管理する海上保安庁の許可を得て、この作品が掲げられ、現在に至ります。

ちなみに一文字の大きさは縦横各2メートルあり、遠くからでも「神戸港」の文字を見ることができます。

書道作品とは思えないユニークな字体ですが、長浜洸さんとは、他にどのような作品があるのか、調べてみたところ、この灯台以外の作品を見つけることはできませんでした。

ちなみに釣り船を手配すれば2,000〜2,500円(2021年1月現在)で、この灯台がある防波堤まで行けるそうです。釣り好きの間では、この灯台は「和田防白灯台」というニックネームで呼ばれています。写真の左に見えるのはサッカーJ1のヴィッセル神戸の本拠地・ノエビアスタジアムの屋根。

神戸第1防波堤東灯台 和田防白灯台 神戸第2防波堤南灯台

視界を広げてみると、右側に赤い灯台が見えてきました。この灯台は神戸第2防波堤南灯台(塔高19m)。ポートアイランドから西へ延びる防波堤の端に建っています。

こうやってみると、ここが「神戸港の玄関」という感じがしますね。でも、この2つの灯台の間を通過する航路は神戸港内の遊覧船と釣り船しかなく、ほとんどの船は和田岬沖を通って神戸港に入港します。

神戸第1南防波堤灯台 明石海峡大橋

もう少し左へ目を向けると、明石海峡大橋と白い灯台が見えてきます。この白い灯台は「神戸第1南防波堤灯台」(塔高19m)。この灯台の灯りは9km先まで見えるそうです。

それに、ここから見る明石海峡大橋は微妙に山なりになっていることがわかりますね。

※参考サイト:日本船舶海洋工学会 神戸港灯台めぐり

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