公開 : 2023/8/6
2023年7月17日夕方、ポートターミナルに停泊中の巨大客船「飛鳥II」(50,444総トン)をポートアイランド北公園から見送ってきました。
飛鳥IIは日本船籍の客船では日本最大。全長は241m。客室は436室もあり、全室海側に面しているそうです。いつか私も飛鳥IIに乗って旅してみたいですね。
出航前にはいろんな船が通過していきます。まずは兵庫県警神戸水上警察署所属の警察用船舶「ぬのびき」。その背景の山が布引山地。新幹線新神戸駅の裏手の山地です。
艀も横切ります。
そして海に映る西日の向こうへ通り過ぎる艀。
艀を見送ったあとに、再び飛鳥IIに視線を戻します。するとタグボート「旭陽丸」(191トン)が飛鳥IIの後ろでキスをしていました。
タグボートとは大きな船の接岸、離岸を補助する目的で船を押すための船。飛鳥IIの入港、出港はニュースでも報道されますが、その裏ではこんな光景を見ることができます。
タグボートも離れて、いよいよ出港です。
と思ったら、再びタグボートが海上で待ち構えていました。
実は、待ち構えているのではなく、飛鳥2の船尾をロープで引っぱっていたのです。こうすることによって岸壁に対して巨大な飛鳥IIを横方向へ移動させることができます。
そしてタグボート旭陽丸が飛鳥IIに再び接近して濃厚なキッスを…ではなく、ここでは山側に向いていた船首を東側へ向けるための支援しています。
神戸港の遊覧船「Royal Princess」(414総トン、定員500人)も飛鳥IIを見送ります。Royal Princessは「関西最大級の豪華遊覧船」が売りだそうです。
ようやく飛鳥IIの全景を見ることができました。
ポートアイランド北埠頭の向こうに消えていく飛鳥II。
この後、2泊3日の日程で横浜港へ向かいました。
※公式サイト(飛鳥II):飛鳥クルーズ (郵船クルーズ株式会社)
※公式サイト(Royal Princess):神戸ベイクルーズ