2023年の神戸モダン建築祭では神港ビルヂングで地下1階を見学してきましたが、地下から1階へ上がる階段も、リノベーションされているとはいえ、レトロ感があります。
踊り場から上を眺めてみました。ちなみに神港ビルヂングは地下1階、地上8階建て。
1階の喫茶店「8番館」でコーヒーブレイク。
「8番館」の店名は、このビルの立地が旧居留地の8番区画だったことにちなみます。
神港ビルヂングの玄関ホール
タイル張りの床がぴっかぴかです。
神港ビルヂングの特徴は東側の扉が回転扉であること。そして、このドアの重厚感!
向かい側は1938年に竣工したチャータードビル。今から約80年前も、今と同じ景色が見られたことでしょう
そして門構え。玄関上部の装飾、そしてガラスにも注目ですね
神港ビルヂングのもう一つの特徴である塔屋。
残念ながら今回のモダン建築祭では抽選での公開となったため見られませんでしたが、いずれ間近でみたいものですね。
神港ビルヂングは1939年竣工当時は旧居留地・海岸通地区では最も高いビルでした。それまでは商船三井ビルディングが最も高いビルでしたが、昭和に入って神戸川崎財閥の財力を見せつけた建物だったことでしょう。
ここではオリジナルクリアファイルをいただきました。自慢の塔屋が描かれています。