(居留地15番)
公開 : 2018/08/26 , 写真追加 : 2021/4/4
旧居留地のモダンなビル群と違って異人館っぽい建物ですが、旧神戸居留地十五番館は旧居留地で唯一現存する居留地時代の建物です。当初はアメリカ総領事館として使用され、その後は商館として引き継がれていきました。
意外に気付かれないですが、隣に小さな稲荷神社があります。
※建物データ:1880年完成。国の重要文化財
南側から撮影 (2019年12月撮影)
1995年の阪神・淡路大震災で全壊するものの、元の建材と明治時代の建築技術により再建。震災前にはなかった門扉なども建築当時の形に復元されたそうです。現在はレストランが入居しています。
実はこの建物、阪神・淡路大震災後に明治時代の建築当初の姿に戻しただけではありません。実は見えないところで地盤改良と建物下に免震ゴムを採用するなど最新の耐震工事も施されています。
写真を撮る人。(2019年12月撮影)
夕暮れの旧神戸居留地十五番館。(2021年2月撮影)
いい雰囲気ですよね。
山側(裏手)から。向こうに見える建物は神港ビルヂング。
ライトアップされた旧神戸居留地十五番館
※公式サイト:旧神戸居留地十五番館 (株式会社ノザワ)