そろそろお腹が空いてきたので、資料館内の「平助茶屋」でランチと決め込みました。
食事は資料館の玄関入ってすぐの受付で注文するシステムです。
「日本間がいっぱいなので洋間でもいいですか?」
洋館に来て、洋間を見ないなんてありえないので、願ったり叶ったりです。店員さんに連れられて洋間へお邪魔しました。
甲南漬資料館の特徴でもある、大きな出窓。
窓際には先客がいましたので、お顔が映らないように気を遣いながら撮影しました😓
質素な照明器具に裸電球。豪華絢爛なシャンデリアがぶら下がる異人館とはまた違った雰囲気です。
そして暖炉。
電気ストーブに改造されていますが…外は寒くても暖かい室内でした。
館の主・高嶋平助が収集したアンティークな調度品。
ポートタワーみたいなガラス(?)の一輪挿しも昭和初期のものでしょうか。
甲南漬資料館の定番メニュー「平助定食」。
1人前でもご飯がおひつで出てきます。原則としてご飯食べ放題。お米マイスターが厳選されたお米を和風庭園に設置された竈で炊いたものだそうです。(隣の和室からは竈も見えるそうですが洋間からは見えません)
いろいろおかずがありますが、ここでのメインは漬け物。6種類の甲南漬が添えられています。確かにこれは、ご飯が進みます。おひつのご飯は全部いただきました。ちなみに甲南漬は酒粕を用いた奈良漬けです。
お腹もいっぱいになったので、甲南漬資料館を後にしようとしたところ、玄関に噴水のような洒落たスペースを発見。いろんな洋館に入りましたが、屋内にこのようなスペースはあまり見かけませんね。
公式サイト:こうべ甲南 武庫の郷