公開 : 2022/8/11
兵庫区をお散歩していると、よく平清盛さんによく出くわします。
平清盛といえば、誰もが歴史の時間で習う平安時代の武将。神戸では現在の港町神戸の基礎となった大輪田泊、日本初の人工島・経が島、そして、半年だけとはいえ日本の首都であった福原京の造成など、デベロッパーとして知られます。
その福原京があった兵庫区平野地区に立つ平清盛像。ちなみに清盛は、ここから150mほど西のみなとやま水族館がある場所に自邸「雪見御所」を構え、10年ほど住んでいたと言われています。
平野商店街のキャラクター・きよもん。平清盛がモチーフです。
扇と弓を持っていたら、源平合戦の源氏方・那須与一を思い浮かべてしまいますね。
現代の平清盛さんは、タクシーを止めるかのポーズでバス停に立っていることもあります。近づいて見ますか。
「平野の歴史を語りつぐモニュメント・浄海入道 平清盛」とあります。
「入道」のニックネームが示すとおり、歴史上の平清盛は強権政治そのもの。1179年にクーデターを起こし、首都を平安京から福原へ遷都(天皇家の移動)したことをとってもそれがうかがえます。福原の首都も清盛の判断で平安京へ戻されるわけですが…。
ちなみに「浄海」とは平清盛の戒名です。
兵庫区南部・かつて清盛が計画した大輪田泊付近にも清盛の面影(?)をみつけました。初代県庁館への道案内をする清盛さん。
平清盛の最終進化形…いや現代の浄海入道として蘇ったキャラクター。その名も「清盛くん」。イオンモール神戸南の入口で不気味な笑みを浮かべていました。
新川運河に佇む清盛くん。平清盛がこれを見たとしたら、なんと思っていたことでしょう。
須磨浦山上遊園で平清盛の顔ハメパネルを発見。
平清盛と平清盛の正室・二位ノ尼(平時子)の顔ハメパネル。歴史が詳しくないと理解に苦しむコンビです。