公開 : 2020/10/18
大歳山遺跡の丘陵地は大正時代、昭和時代の発掘調査で、弥生時代の集落跡が発見され、これは、そのうち1棟を復元したもの。現在は公園として整備さていますが、地下には、まだ数棟の竪穴式住居が保存されているそう。
また、縄文土器も多数発見されています。縄文土器の分類の一つで、西日本各地で発掘されている「大歳山式土器」は、最初にここで発見されたことにちなみます。
竪穴住居の前で遊ぶ近所の子供たち。
縄文時代や弥生時代の子供たちも、こんな感じで遊んでいたのでしょうか。
時はさらに近代に近づくと、この地に円墳や前方後円墳が造られました。古墳時代後期に造られた前方後円墳跡地は今も見晴らしのよい丘となっています。
よくよく考えてみると、縄文時代〜古墳時代…いや、現代まで、およそ1万年以上もの間、ここで人の営みがあったことに感動します。
古墳跡の丘から明石海峡大橋を臨む。
遺跡公園の入口
※公式サイト:五色山古墳・大歳山遺跡web-site