公開 : 2019/9/8 , 写真追加 : 2024/11/4
新長田本町筋商店街から路地のように延びる丸五市場。1918年に開業した歴史がある市場です。
私が訪れた日はたまたま定休日だったのか、ほとんどの店でシャッターが下りてました。開店準備中と思われる東南アジア風な男性から声を掛けられたりもしましたが、それが日常のように感じるエキゾチックな雰囲気な市場です。
それもそのはずで、この商店街にはアジアンなお店も多くあるのです。別名「丸五アジアン横丁」。
しかし、こういう商店街にある時計は「故障中」がデフォルトなのでしょうか。春日野道の大日商店街の時計も故障中でしたね。
突き当たりには三国志の展示物があります。気分はまさにアジアン!
2024年のある日。5年ぶりに市場の大看板の後ろから撮ってみました。
なお、この市場では「ナイト屋台」という、今風に言うと「バル」っぽいイベントが時折、開催されています。詳細は公式サイトで確認してください。
丸五市場は、実は迷路のように入り組んでいます。メインの通りから外れると、少し薄暗い通りに迷い込んでしまいます。
再開発で取り壊された垂水廉売市場に雰囲気が似ています。
この写真で注目してほしいのは「定休日・毎週火曜」の看板。
長田区と言えば阪神・淡路大震災の最大被災地ですが、大震災が発生した「1995年1月17日」は火曜日。市場では火を扱う人がいなかったことから、奇跡的に大きな被害を免れました。
その偶然もあって、今でも震災前の長田の雰囲気を感じられる数少ない場所でもあります。