公開 : 2022/4/17
ここは駒林神社。
平安時代、駒ヶ林は京や福原の都を訪れる人びとが上陸する港として発展し、特に渡来人を検問する役所「玄蕃寮」が置かれたそう。その玄蕃寮に祀られた神社が駒林神社のルーツとされています。
1178年、平清盛が上陸したことに始まり、1336年には戦に敗れた足利尊氏は、ここを詣でたあと、港から船に乗って追っ手から逃れたとか。
本殿。一の鳥居にかかる額の書体といい、本殿にかかる額の書体といい、趣を感じます。
駒林神社の祭神は応神天皇。御利益は厄除け。
神社の裏から本殿を望む。
公式サイト:厄除の宮 駒林神社
駒林神社の近くにあった駒ヶ林蛭子神社。
海の幸の守護神として祀られ、駒ヶ林の漁師さんの信仰を集める神社。蛭子神社と言えば恵比寿様。いつも大きな鯛を持っていますね。
境内にあった魚供養塔。
そういえば、垂水漁港にある宝の海神社にも魚型の「海の幸供養塔」がありましたね。