塩屋の踏切を渡ると左手に洋館が見えてきます。塩屋を代表する異人館・旧グッゲンハイム邸(1908年ごろ竣工)です。
旧グッゲンハイム邸は明治時代後期、イギリス人建築家A.N.ハンセル(1857〜1940)によって設計された(と推測される)コロニアル様式の異人館。
前庭は和風庭園になっています。
一時期は取り壊しの話もあったそうですが、今では結婚式場やミニコンサートなどレンタルスペースとして活用されています。
最近は映画やドラマのロケ地としても知られ、有名なところではヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞作「スパイの妻」の主人公の家として登場しています。また2022年にはグッゲンハイム邸の敷地内にある裏長屋を舞台とした「旧グッゲンハイム邸裏長屋」という映画も作られました
でも、北野町の異人館と違って、中へ入る機会はなかなかありません。なぜなら一般公開は月1回・毎月第三木曜日の午後に限られているからです。
※ちなみに一般公開日は入館無料です。
私も以前から中を見てみたいと思っていたのですが、一般公開の日に休みが取れたので訪れてみました。それでは中へ入ってみましょう。
※公式サイト:旧グッゲンハイム邸