小林一三記念館(1937年竣工)の2階へお邪魔します。
もともとこの建物は小林一三の死後、逸翁美術館本館として活用されていたことから、2階は小林一三が収集した美術品や生い立ち、政財界や宝塚歌劇のメンバーらとの交流に関する資料が展示されています。
展示スペースの奥には小林一三邸だったころの部屋が残されていました。ここは見取り図では応接間となってましたが、右にあるのはベッドでしょうか。応接間というよりは客間かな。
書斎。1階編のキャプションで各部屋の照明が凝っていると書いておきながら、照明が見切れてしまいました。そこは皆様が実際に現地へ行ったときに見てもらいましょう。
和室。庭に3件の茶室を造るほどの茶人でもあった小林。和室も凝ってますが、和室といいつつ床が板の間ですね。もしかしたら竣工当時は畳だったのかな。
和室のバルコニーから庭園を眺めてみました。
小林が実際に使っていた旅行鞄。世界中を飛び回っていたことがわかりますね。
※公式サイト:阪急文化財団・小林一三記念館