小林一三記念館(1937年竣工)の見事な庭園をお散歩したあと、中へお邪魔することにしました。
しかし、この扉、ゴツい蝶番に、可愛い面格子の小窓のアンバランスさが面白いですね。
玄関ではいきなり鏡が出迎えます。
「招かれた人はここで身なりを整えてね」という意味合いがあるのでしょうか。
ちなみに左側は女子トイレ。右が玄関広間への入口です。
「男子トイレは?」…ご心配なく、この写真の私が立っているところが男子トイレ前です😓
玄関をくぐって右手正面には小林一三の自画像が出迎えです。
さらに右へ。その前に小林一三記念館のマニアックな見所はお部屋もそうなんですが、各部屋の照明が凝ってるんです。
大広間の暖炉。
右にキャッシャーがありますが、これはさらに奥にある予約制レストラン「雅俗山荘」の会計コーナーになってます。私が訪れた日は誰も予約がなかったのか閉店してました。
大広間の奥から吹き抜け
このような造りは神戸市東灘区の旧乾邸にも見られます。小林一三邸は1937年、旧乾邸は1936年に建てられたので、この時代の流行的な間取りだったのかもしれません。