2026年の神戸建築祭では神戸市立魚崎地域交流センター(旧魚崎町役場・1937年竣工)が内部公開されました。が、建物ってこんな色だったっけ。この前、訪れたときはピンク色だったような…。どうやらお色直しがあったようです。
ちなみに60年ほど前はクリーム色だったそうです。
垂直が強調されたデザインは、神戸市内に現存する昭和初期竣工の建物でよく見られます。たとえばKIITO旧館(旧神戸市立生糸検査所)や御影公会堂、帝国信栄本社屋など。これらは大正後期から昭和初期に神戸を中心に活動していた建築家・清水栄二によって設計されました。
階段で2階へ。窓から見える青空が絵画のようです。
建物内はリノベーションされていました。とはいえ、魚崎町が神戸市に編入されてからは病院として活用されていたので、どことなく病院っぽくもありますね。窓枠に竣工時のレトロな雰囲気を感じました。
階段。窓の向こうには、わかりにくいですが神戸市立魚崎小学校が見えます。実は魚崎小学校も清水栄二の設計。2001年に建て替えられましたが、なんと1930年竣工の旧校舎の外観をそのまま流用して改築されました。そのため、21世紀の建築でも昭和レトロな外観を今に残しています。
実は私、こういう階段の隙間を覗き込むのが好きなのです。
この建物は正面が山側に向いているため、正面から写真を撮ろうとすると逆光に悩まされます。角から撮ってみましたが、木に生い茂る葉に隠されて建物が隠され、カメラマン泣かせな建物です。
建物編でも撮ってますが、これは煙突なのかな。