公開 : 2022/12/4
いまや六甲山のシンボルとも言える独特な建物。自然体感展望台「六甲枝垂れ」(設計:三分一博志)。
展望台というものの、六甲から見下ろす景色よりも、この個性的なフォルムが目を引きます。実はこの建物、奈良県吉野のヒノキで作られています。
冬にはこのフレームに樹氷やつららがつくそうです。
展望台の前から眺めた景色。ロープウェイの鉄塔の向こうに見える景色は大阪府です。
そして六甲枝垂れの中から神戸市東灘区方面を見てみました。
六甲枝垂れの柱の部分に入ってみます。
四季を切り取る窓
六甲山の景色が絵画のように見られる窓。四季折々の六甲の風景を楽しめます。 展望台と言うよりは美術館のよう。
建物の中心「風室」。下には六甲の天然水が張られた水たまりがあり、天井には丸い穴がぽっかり空いています。そして室内には不思議な音楽も流れ、水紋や風の動きも見ながら癒やされる空間となっています。
外から六甲枝垂れ全景。
昼間は四季折々の景色も楽しめるほか、夜には1000万色以上を発色できるLEDによるライトアップも行われています。その様子は市街地からも見られます。
一度きりではなく、何度でも、いつでも来たくなる演出が凝らされています。
改めて六甲枝垂れから見た市街地の風景。
そして、このロープウェーの支柱とロープに注目です。 六甲有馬ロープウェーの六甲山の南側へ下りるロープウェーですが、現在は休止されています。事実上の廃線なのですが、廃線というと施設を撤去する費用が発生するため、大人の都合で「休止」となっているそう。
※公式サイト:六甲ガーデンテラス・自然体感展望台 六甲枝垂れ