公開 : 2021/6/27 , 写真追加 : 2021/10/25
王子公園駅を下りて東へ、線路沿いにお散歩していると、すごく“昭和”な一角を見つけました。
「知里」というお店はスナックのようで、扉に緊急事態宣言で休業といった貼り紙がされていたので、営業は続けていらっしゃるようです。
そして、その奥にはギネス級に短いアーケード。いったいこの通りはなんなんでしょう。実は摩耶商店街という商店街らしいのですが、なんだか時間が止まったような空間です。
短いアーケードの両側はロゴが特徴的な「ヨコタ」というお店があります。商店街のアーケードというよりはヨコタ専用のアーケードといった感じです。
ヨコタさんって、何のお店なのかというと「たのしく買いよいセルフストア」だそうです。早い話がスーパーマーケット。
ヨコタの横です。こんな細い路地にも「ヨコタ」のロゴが見えます。実は屋上にも、このロゴが付いています。
また、路地裏には渡り廊下ではなく「渡り階段」があるのも特徴的です。
アーケードを山側から海側へ通り抜けてみました。
山側から商店街を俯瞰。わかりにくいですが、商店街の突き当たりで阪急電車が通過しています。
商店街には「シルバーゾーン」の道路標識がありました。スクールゾーンは知ってましたが、シルバーゾーンがあるとは知らなかった。
ドライバーの皆様は商店街を通過するときはお年寄りにご注意…いや、年齢関係なく、歩行者にはご注意を。
「灘区制90周年 なんだかんだで灘が好き」
2021年は灘区制90周年の年だったんですね。
ちなみに灘区は1929年4月に六甲村、西灘村、西郷町が神戸市に編入され、1931年9月に、神戸市の行政区設置に伴い、編入した3町村の地域が「灘区」となったそうです。
商店街のゲート。「摩耶商店街」の文字がある両側が「山」になっているところがオシャレ。そして写り込んでいるビルの窓の格子も。
商店街の街灯がUFOっぽいですね。ゲートの向こうに見えるのは、摩耶山。