とも姐の神戸散歩

景山家住宅

公開 : 2021/11/3

景山家住宅

灘区内の住宅地をブラブラしていると、城のような家を見つけました。正面の塔が特徴的なスパニッシュ様式の洋館ですが、よく見ると和風な瓦が葺かれています。

個人宅のため、じっくり鑑賞するわけにもいかなかったのですが、後で調べてみると兵庫県が選定した「ひょうごの近代住宅100選」にも選ばれた洋館でした。

景山家住宅

もともと、この洋館は1936年、長野県出身で神戸で貿易商として成功した赤尾善次郎(1863〜1945)の私邸として建てられました。

赤尾は昭和初期、阪急電車の終点だった上筒井駅付近の土地を買っていたものの、これといって活用していなかったことから、そこに老後に住むための家として、この洋館を建てたのだそう。

1945年6月の神戸空襲では壁以外が焼け落ち、赤尾も犠牲となり帰らぬ人となってしまいました。その後、現所有者の景山家が譲り受け、数年かけて修復。現在にその姿を残しています。

なお、竣工年は「ひょうごの近代住宅100選」によると1931年と紹介されていますが、赤尾の伝記などから1936年12月竣工が正しいようです。

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