公開 : 2023/10/29
アヴァンギャルドな佇まいの阪神電鉄の岩屋駅。兵庫県立美術館前の副駅名があるとおり、このデザインは美術館とコーディネートしています。
兵庫県立美術館前というものの5分ほどは歩きます。
駅舎に何が描かれているのか、よく見てみると、カエルがたくさん描かれています。
これは兵庫県立美術館の屋上に居座る巨大カエルのオブジェ「美カエル」とつながっています。
そして駅のホーム。ここだけ見ると、どこにでもありそうな駅なんですが、実は変わった構造をしています。
ちなみにトンネルの向こうには阪神春日野道駅があります。
よく見ると島式ホームの向こう側は仕切りがあり、さらに向こうに別のホームがあります。普通なら島式ホーム一つで上り線も下り線も乗り降りできるのに、わざわざ別のホームが造られているのです。ホームが増設されたのは2001年のことだそうです。
そしてホームの階段ですが…使えません。トマソンと化しています。以前は、この階段を登ったところに駅舎と改札がありました。
しかし駅の西側に神戸の副都心・HAT神戸が造成されると、駅舎は前回ご案内した西側のみとなり、この階段は無用の長物(トマソン)となりました。
「岩屋駅を使う人はラグビー好きが多いらしい」
駅のコンコースにこんなポスターが貼られてました。プロラグビーチーム・コベルコ神戸スティーラーズのオーナーである神戸製鋼所本社の最寄り駅でもあります。
そして、その向かい側。私が訪れた日は阪神タイガースがセリーグ優勝を決めた翌日だったこともあって、その記念のポスターも貼られていました。
※公式サイト:阪神電車駅情報・岩屋駅