広々とした食堂。天井の三角形の天窓もオシャレ。向こうには芦屋市街地を一望できるバルコニーがあります。どことなくアメリカンな雰囲気を感じます。
でも、この館の施主は外国人でも貿易会社の社長でもなく、灘の清酒「櫻正宗」の当主・山邑家です。
食堂は暖炉を中心に左右対称になるようなデザイン、そして天井の対角線のラインが特徴的です。
そして天井。
食堂の隣にある厨房。
食堂からバルコニーへ出てみました。 バルコニーにも段差があります。手前は3階の屋上。そして塔屋の下には階段があり、2階の屋上へつながっています。
バルコニーの最南端。芦屋市街地を一望できます。
塔屋。よく見ると白い点々がついています。第二次大戦中の機銃掃射の痕でしょうか。
バルコニーから4階の建屋。大谷石を基調とした佇まい。そして四角形を基調とした細かい装飾も見所です。
4階から3階へ下りる階段。梁にも大谷石です。
※公式サイト:ヨドコウ迎賓館