ヨドコウ迎賓館は以前から行きたかった近代建築の一つだったのですが、やっと訪れることができました。なにしろここは神戸ではなく芦屋市。神戸を一歩でも出ると強烈なホームシックに襲われる特異体質のため、なかなか訪れる機会はなかったのです(どういう理由やねん)
まるで高級ホテルのような玄関口。今でこそ「ヨドコウ迎賓館」という名前ですが、1924年の竣工当時は灘の酒「櫻正宗」の当主・山邑家の別邸として建てられました。
1947年には淀川製鋼所が社長自宅として購入、1974年に重要文化財指定、1989年より一般公開が始まりました。
設計は日米をまたにかけて活躍したアメリカ人建築家フランク・ロイド・ライト。
ライトは、この建物と同時期に東京の帝国ホテルの設計にも関わりました(1923年竣工。現在の帝国ホテル建設により1968年解体)。
車止め。
向こうの風景がまるで絵画のよう。
玄関。
大正時代の個人の家とは思えない佇まい。さすが芦屋の大豪邸です。
そして横から。この写真の窓があるフロアは2階ではなく、3階です。
この建物は芦屋川沿いに建てられ、南北に細長い構造、そして緩やかな傾斜地に建てられているため、1〜2階は狭く、3階にたくさんの部屋が配置されています。
裏口
ここからは入れませんので、玄関に戻って、中へ入ってみましょう!
※公式サイト:ヨドコウ迎賓館