「とも姐の神戸散歩」では久しぶりに西区を訪問。太山寺本堂です。神戸で初めての国宝建造物です。
太山寺は716年に藤原鎌足の孫・藤原宇合が建立と伝わる歴史ある寺。国宝の本堂は、1285年に火事で焼失し、その後に再建されたもの。建立は鎌倉時代永仁年間(1293〜1299年)とされています。
規模は正面20.8m、奥行き17.7m。とにかく巨大。中は朱塗りの柱と格子を組み込んだ設計が特徴的。そして高い天井も見所です。
本堂の端っこに鎮座されていた「賓頭盧尊者」。「ご自身のお悪い所を手で撫でて下さい」とのことでしたので、私は頭を撫でておきました。
お寺の本堂としてはシンプルな内装ですが、中国の様式も参考にされているとか。
柱に掘られた謎の図形。なんでしょうね。これ。
そして天井。
外から本堂を覗いてみました。
本堂の入口部分。外側にある柱は長年の風雨にさらされ傷みが目立ちます。1本だけ特に痛みが目立ちますが、ちょうど入口になるため、多くの人があの部分で手をかけていたのでしょう。そこにも歴史を感じます。
本堂から参道を見下ろします。
国宝太山寺本堂を正面から。
ちなみに国宝の太山寺本堂は、神戸だけでなく松山市にも存在しています。神戸の太山寺は天台宗、松山市の太山寺は真言宗のお寺です。
なお、神戸の太山寺には国宝の本堂以外にも、貴重な文化財が点在しています。それでは境内をブラブラお散歩してみましょうか。
公式サイト:三身山太山寺
[おまけ]
神戸には、どんな国宝があるのか調べてみました。2026年8月現在、国宝指定が確実となった箱木家住宅主屋を含めて5件の国宝が存在しています(うち建造物は2件)。