西区の神戸市埋蔵文化財センターで開催されている「神戸うつりかわる町と暮らし〜昭和ノスタルジー」展に行ってきました。
今日の給食の献立は「鯨肉のノルウェー風」です!
昭和時代、神戸で小学生時代を過ごした先輩方にとって、懐かしい給食メニューではないでしょうか? といっても、これは1974年の神戸の給食メニューを再現した食品サンプルですが…
ちなみに鯨肉の給食は1986年まで出ていたそう。私はその世代ではありませんが牛乳は共進牛乳。コッペパンと四角いマーガリンはありましたねぇ。現在、鯨は牛肉に変わり「牛肉のウエスタン風」として提供されています。
なお神戸市公式でクックパッドに鯨肉のノルウェー風のレシピが公開されています。材料にいきなり「くじら肉」が出てきますが、牛肉に代えて料理することも可能です。
昭和時代の教材、ランドセルの展示。小学校でもプログラミングの授業が始まるそうですが、今でも小学校でそろばんの授業はあるのでしょうか。
1948年頃に使われていた教科書。『小学生の科学 空には何が見えるか』という本の表紙の土星がリアルです。
昭和30年代まで使われていた氷冷蔵庫。大丸の家具製作所製。
「新・3種の神器」と呼ばれていた電化製品たち…とキャプションを書こうと思ったら、手前の洗濯板と隣の手回し式の洗濯機は電化製品ではありませんね😓
神戸市電の駅名標など。市電廃止後の車両の一部は今も広島市を走っています。路線図や記念切符なども展示されていました。
昭和40年代、海岸通を走る貨物列車の写真。中央には現在の神戸メリケンビル(神戸郵船ビル)が写っていますね。私は貨物列車よりも背景の建物をじっくり鑑賞しました。レトロビルがたくさん写っていますが、この中で現存するのは神戸メリケンビルだけですね。
なお、神戸市埋蔵文化財センターでは毎年、冬季になると昭和ノスタルジー展を開催していますので、今回の展示で興味を持った方は来年の展示をお待ちください。また期間中に1日だけ「昭和の車大集合」というイベントも開催されます。
※公式サイト:神戸市埋蔵文化財センター