公開 : 2018/07/01
東遊園地の名物オブジェ「スペース・アイ」(作:多田美波)。 まるで4次元空間の入口のよう…(見たことないけど) 。
私が子供の頃から、ここにあったはずなのに妙にきれい…と思ったら、それもそのはずで、これは2代目なんだとか。
このオブジェの解説によると1972年に須磨区の離宮公園に建てられ、その後、大倉山の中央体育館付近に移設、1981年に東遊園地に移築されたとか。そして2015年、傷だらけの初代から二代目へ代替わりしたという歴史があったのです。
では、初代は処分されたのか…と思いきや…
偶然、HAT神戸お散歩中にみつけました。神戸市立なぎさ小学校の裏でひっそりと余生を過ごしておりました。(2016年撮影)
スペースアイのそばには、阪神・淡路大震災の遺構が残されています。
ここだけ地面が落ち込み、ガタガタの道になっています。阪神・淡路大震災による液状化現象の被害を当時のまま残しているのです。
液状化現象は埋め立て地特有の現象ですが、ここは1871年まで生田川が流れており、新生田川の付け替えによって埋め立てられた地域でした。