公開 : 2020/1/26
日本の主な港には煉瓦倉庫があって、それらは各地の観光名所になっています。
当然、神戸にも、明治時代(1890年頃)に作られた神戸煉瓦倉庫(神戸市の登録名では「神戸ハーバーランド煉瓦倉庫」)があります。
いまやハーバーランドを代表する建物の一つです。
ドアに対岸の川崎重工業神戸造船所で建造中の潜水艦が映っています。
1987年まで保税倉庫として使われていました。当時は5棟の煉瓦倉庫がありました。
1990年のハーバーランド開業に合わせて、海側の2棟を残し、商業施設としての「神戸煉瓦倉庫」が開業。現在はレストランやライブハウス、文具店などが入居しています。
煉瓦はイギリス製のものが使用され、組み方も、煉瓦の幅の広い面の列と幅の狭い面の列を交互に摘んでいくイギリス積みが採用されています。
平日にブラッとこの辺をうろついていると、煉瓦の壁を背景にモデルさんが写真撮影してる場面によく出くわします。明治時代の神戸港を感じる一角です。
※公式サイト:神戸煉瓦倉庫