とも姐の神戸散歩

ポートセンター街園

公開 : 2021/7/24

ポートセンター街園

タワーロードと乙仲通が交わるところに「I ♥ KOBE」の看板が掛かるビルがあります。そして、そのビルの前には小さなロータリーがあります。乙仲通のほぼ真ん中にあり、ロータリーの真ん中には「ポートセンター街園」と呼ばれる広場があります。

この広場はちょっとした彫刻美術館になっています。上の写真では、まず両脇に抽象的な形の男女の銅像が出迎えます。西側(写真左)が「MAN」、東側(写真右)が「HUMAN」の名付けられています。彫刻家・新谷澤子の作品です。

※文中敬称を略させていただきます。

みどりの泉“憩い” 新谷英夫

広場の中央には「みどりの泉“憩い”」と名付けられたブロンズ像。彫刻家・新谷英夫の作品です。

新谷英夫は、ポートセンター街園の両脇を固める「MAN」「WOMAN」の作者・新谷澤子の祖父にあたります。

みどりの泉“憩い” 新谷英夫

裏側にも女性がいました。

ちなみに、新谷英夫は、この作品がここに設置された2年後、阪神・淡路大震災で倒壊した自宅の下敷きになり無念の死を遂げています。

紫煙 新谷秀雄

さらに奥には「紫煙」と名付けられた、いかにもタバコの煙を表したブロンズが建っています。銘によると「新谷秀雄」の作品となっています。新谷秀雄という人物について調べてみましたが、この作品以外で見つけられなかったので、もしかすると「英夫」の誤記かもしれません。

GIRL ON A DOLPHIN 新谷e紀

ロータリーを出ると、イルカに乗った裸婦像がいました。こちらは新谷e紀しんたに ゆうきの作品「GIRL ON A DOLPHIN」。

またまた新谷さんですが、新谷e紀は英夫の長男。澤子の父にあたる方です。

GIRL ON A DOLPHIN 新谷e紀

ロータリーを挟んで反対側へ回ってみると、今度は手を上げた裸婦像「SEA BREEZE」が見えてきます。新谷英雄の次女で、澤子の妹の、やはり彫刻家の新谷英子の作品です。

この写真は2017年に撮影したものですが、普段はパレオを纏っていません。

なお、当サイトで既に紹介した六甲ライナー住吉駅の「オーロラ」も新谷英子の作品です。

ロータリーをぐるっと散歩するだけで、彫刻家家族・新谷ファミリーの作品を一堂に見ることができますね。ちなみに新谷一族の作品は三宮の東遊園地でも見ることができます。

※参考サイト:神戸市 彫刻の街こうべ ポートセンター街園・国道2号海岸線プロムナード周辺

乙仲通ロータリーのクリスマスイルミネーション

最後はポートセンター街園を飾るイルミネーション。クリスマスシーズンに乙仲通の商店会の皆さんが手作りで飾り付けしたものです…が、2017年を最後にクリスマスイルミネーションは飾られなくなりました。

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