公開 : 2025/8/23
JR六甲道駅から少し山側へ歩くとアーケード商店街がありました。六甲本通商店街です。
その歴史は古く、1934年に国鉄の六甲道駅が新設され、それをきっかけに、駅周辺にあった商店らで結成した商店会が元祖とされています。
1945年の神戸大空襲では偶然にも被災を免れたものの、1995年の阪神淡路大震災で商店街は全壊。その後、見事に復興を果たし、地域の商店街として賑わっています。
私が訪れた日は七夕飾りがアーケードからつり下げられていました。
商店街の入口のお菓子屋さん「あかね屋」さんの看板。この店ではカラス避けに鳥の鳴き声を鳴らしているそうです。カラスも鳥なのですが、鳥のさえずりが苦手なのでしょうか。
診察中を呼びかける接骨院の骨格標本。
山側の見た商店街のゲート。
山側のゲートから信号を渡りきったところにあった「優先座席」。私が訪れた日は真夏の昼間なので、優先座席でも座って休もうものならひからびてしまうかも 😅
六甲本通商店街を西へ向かうと六甲宮前商店街の鳥居が建っていました。
商店街とはいうものの、お店もあまりなく、アーケードもありません。調べて見ると2002年まではアーケードがあったようですが、阪神淡路大震災の影響で廃業する店が続出、客の流れも六甲本通商店街に移りました。
商店街の街灯と特徴的な焼き肉店の煙突。
商店街の通りは「ロッキー ハナミズキ通り」という名前が付いてるんですね。調べてみると、この辺りは阪神淡路大震災で約70%の建物が全半壊。その後、再開発地域となりました。
アーケードが撤去された翌年の2003年。再開発が完了して商店街は生活防災道路「ロッキー ハナミズキ通り」として生まれ変わりました。